目指す副業によって取得するべき資格は違います
副業を開始するにあたって有利になる資格とは?
副業をはじめるにあたって、「資格」は必ずしも必要はありません。自宅から出来るアフィリエイトサイトの構築などは、極端になりますが、数日で開始することも可能です。
しかし、取得していると有利になる業種は存在します。「TOEIC」などはある程度の点数までいけば、日常会話ができるかどうかはともかく、英語関連の副業をはじめる際に有効です。
翻訳業や英語教材をオススメする場合など、TOEICの点数はクライアント側から評価される点の一つです。自己完結型の海外情報の翻訳サイトを作る場合も、間接的ではありますが、有利になります。
社会保険労務士は副業に有利な資格
「社会保険労務士」も副業に有利な資格になります。最短で一年以内に取得がとれる資格ですが、合格率は一桁で推移していますので、人によっては難しい資格ですが、高い難易度に見合ったメリットがあります。会社側が許可しているのなら、副業として他の企業や、個人と顧問契約を結ぶことも不可能ではありません。
社会保険労務士を取得したとしても、最初からそれ一本で食べていくのは難しいといわれる傾向がありますが、本業と同時に副業として経験と人脈を構築すれば、独立する際にも非常に有利です。
IT関連の国家資格「ITパスポート」とは
IT関連の副業を自己完結(アフィリエイトサイト構築など)で済ませるなら、資格は必要ありませんが、斡旋サイトなどで案件を受けるかたちで副業をはじめるのなら、資格は「自分の力量」をクライアント側に客観的に示すことが出来るので、有効とされています。
「応用情報技術者」は総合的なITの知識と技術が問われる「国家資格」で、合格率は20%前後で推移しています。取得が難しいと感じるのなら、ランクは少し落ちますが、「基本情報技術者」を目指す事も視野にいれましょう。
注意点としては、どんな資格を取得しても、結局は自身のスキルが副業では重要視されます。どんなに難しい資格を取得しても、慢心などはせずに自己研鑽に励みましょう。
IT産業などは日進月歩で新しい技術が登場してくるので、それらの情報にアンテナを張り続けることも重要です。