就労移行支援の申し込み方法を紹介!
就労移行支援事業所を見つける
就労移行支援サービスを利用するときは、まず自分に合った事業所を探しましょう。どこに通おうか迷っている場合は、現在の居住地にある役所の障がい福祉課に相談をしましょう。相談をすると、通学可能な就労移行支援事業所を紹介してもらえます。就労移行支援事業所が見つかったら、見学をしてみましょう。就職に向けて長い間通うことになるので、事業所の雰囲気やどのようなプログラム内容なのかといったことを実際に見て確かめます。ミスマッチが起こらないように、相談会や体験会で細部まで確認しておくことをおすすめします。複数の事業所を見学して比較してみるのもいいかもしれません。就労移行支援事業所の相談会や体験会ですが、インターネットから申し込めるようになっています。わからないときは電話でも問い合わせができるので、質問してみてください。
申請をする
通う事業所を決めたら、行政の窓口で就労移行支援のお申し込みをします。必要になる書類をそろえて、市役所や区役所の障がい福祉課に障がい福祉サービス受給証の申請をしましょう。就労移行支援は障がい福祉サービスにあたり、利用するためには居住地の自治体に申請しなくてはいけません。申請には障がい者手帳や自立支援医療受給者証、診断書や意見書といった障がいの有無を判断できる書類が必要です。それに、サービス等利用計画もいります。サービス等利用計画書は就労移行支援の利用目的、プログラムの内容を記載したものです。自分で作成することもできますが、就労支援事務所のスタッフに計画書づくりを手伝ってもらえます。このほか自治体指定の指定特定相談支援事業所でも作れます。
事業所と契約をする
申請後自治体で審査が行われ、通ると自治体から連絡が来ます。そうすると、その後生涯福祉サービス受給証が届きます。障がい福祉サービス受給証を受け取ったら、就労移行支援事業所と利用契約を結んでください。契約後、就労移行支援事業所のスタッフが個別支援を作成し、就職に向けてのカリキュラムがスタートします。