まずは自分の保有スキルを認識する

副業をはじめる際には、自身が持っているスキルを確認する必要があります。事務職を多く経験しているのなら、データ入力が視野に入りますし、基礎的なプログラミング能力があるのなら、web構築の副業などを視野にいれましょう。まったく知らない分野の副業を開始しても、クライアントからの要望自体の意味がわからない、という自体になってしまう事も少なくありません。少しずつスキルを覚えていく、といった方法もありますが、副業とはいっても「仕事」です。多くの場合は、納期というものが存在しますので、注意が必要です。また、スキル不足で仕事がうまくいかない場合は精神衛生的に良くない影響が出て挫折してしまう危険性も出てきます。

自分にスキルがない場合は、副業をはじめる前にしっかりとリサーチしてスキルトレーニングをするといった方法も有効です。例えば、事務処理の副業をしたいのなら、表計算ソフトの扱い方を覚えたり、タイピング速度の向上を目指します。コツとしては、副業サイトに出されている案件の内容を見て、それに沿ったスキルトレーニングをすることです。「ボイスレコーダーの記録を文字にする」ような仕事でしたら、ラジオなどを聞きながら、入力作業を行う等のトレーニングをしてみましょう。

スキルがない場合は自分の性格・趣味を認識する

スキルがなくても、すぐに副業を開始できる業種は少なくはありません。例えば、古着屋や中古ショップで買ったものをネット通販で売るといった内容の副業は、完全に自己完結型なので納期などはありません。こういった副業は知識量が強い武器となります。趣味でカメラなどを収集しているのなら、カメラを軸に中古ショップ等で購入してネットで販売するようにしましょう。扱う製品に対して、それなりの知識や興味があれば「価格帯」も調べやすい傾向がありますし、商品の説明文を書く際にも有利です。

また、どんな副業にも根気や忍耐力といったものが必要になってきます。飽きっぽい性格であると自認しているのなら、継続的にしなくても良い単発型の副業を視野にいれましょう。