安く仕入れて高く売る!中古本の転売は面白くて難しい世界
転売は商品の目利きになることが大事
自分が体験したのは中古本の転売ビジネスです。やり方はとても簡単です。まずは近所にある中古本屋に行き、100円コーナーと呼ばれる安い本を売っている所を中心に、高く売れそうな本を探します。もちろん始めたばかりのころは、右も左もわかりません。つまりどの本が仕入れ値よりも高く転売できるのか、まったくわからないものです。しかしだんだん転売の回数を重ねているうちに理解できるようになってくるものです。
やはり大切なことは、転売の回数を重ねて失敗を繰り返しながら、中古本の目利きになることが成功することのコツと言えるでしょう。慣れてくるとプレミアものの中古本などがわかるようになります。そのような本を中古本屋で見つけたときには、まるで宝探しのような楽しみを感じることが出来るのもこのビジネスの面白い所です。
転売できるサイトを利用しよう
中古本を転売できるサイトは数多くありますが、大事なことは自分にマッチしたサイトを選別して利用するという事です。いくつかのサイトを調べたり試してみて、自分に合ったサイトを使用して転売をスタートさせてみましょう。最初のうちはなかなか本が売れないことに悩むことになるかもしれません。しかし、最初の1冊が売れたときはとてもうれしく感じることでしょう。ただし中古本の転売の場合には粗利が低く、大きく儲かるようなことはないかもしれません。地道にコツコツと稼ぎたい人や、長く続けたい人にはこの中古本の転売の副業はおすすめです。
商品の発送料金に注意しよう
もしも本が売れたとしても喜ぶのはまだ早いです。その売れた本を発送しなくてはなりません。その為には丁寧に梱包をして、出来るだけ早く発送をする方が良いでしょう。もしも発送が遅れたりした場合には、注文者から良くないレビューを書かれるリスクがあります。そうなると転売に差しさわりが出ることも考えられます。他にも発送時の発送料金にも注意が必要な場合があります。例えば、注文の入った本が比較的大きめの本である場合には、予想以上の発送料金が掛かる場合があるのです。
そうなると儲けがなくなったり、下手をすると売れたにもかかわらず赤字になってしまう事もあります。ですから大きめの本を売る場合には、発送料金を売る本に若干上乗せした方が赤字になりにくくなります。このように中古本の転売ビジネスは副業として始めるのであれば、とても楽しくやりがいのあるビジネスになります。しかし本業で始めてたくさん稼ぎたい場合には、よほど努力をしなければ大きな稼ぎは期待できない事も覚えておいた方が良いかもしれません。